2024-01-01から1年間の記事一覧

空がピンク色だ、とか、緑が揺れている、とか、そうやって毎日が過ぎていくだけででいいんだと思った

真っ暗闇の中で生きていかなくてはならないの

幸せは壊れるの。 もう私はこの先幸せを感じることはない。 私が幸せを掴んでいる時、確かに心が抉られるような、辛くて苦しくて涙でまえが見えないような、全てがどうでもいいような、そんな思いをしてる人が確かにいて、私がそんな思いをしているとき、キ…

光はすぐそばに

目の前に広がる景色を、都度立ち止まって眺める。いつも何かに追われて見過ごしてしまうものたちが、全部キラキラして見えた。落ち着いて、深く深呼吸をして、気づけば光はすぐそばにあるから。 また景色が淀んでみえたとき、旅に出てみよう。

選択

評価されること。SNSに何かを投稿する時、いつもひどく焦った気持ちになる。手と足がつんと冷たくなって、あたたかい安心する何かに包まれなければ、私がどんどん消えていくような、そんな気持ちになる。そうだ、評価されることが怖いんだ、と気づいた。ある…

ずっと逃げていたい

自己愛が強い。自分がかわいい。今まで直視しないでいた、できなかった、私の心の中でずっと牙を向けている言葉たち。たった一人の人間が口にした言葉たち。どうしてこんなにも深いところにあるのだろう。とても強くて敵わない気がして、怖い。 私は人と話す…

救い

いつの間にか、つい、人との繋がりのあたたかさを忘れてしまう時がある。顔色を窺って、その空気に緊張して、ひとりでに疲れてしまう。私は全く登場しない気まずさの中でも、勝手に相手に期待をして、がっかりして、そして嫌になってしまうんだ。私の大切な…

灰色の視界

もしかしたら、赦せないのかもしれない。私はそんな立場にはいない。それなのにいきすぎた正義感が、いらない正しさを求めているのかもしれない。わからない、この気持ちが何を意味するのか。それでもずっともやもやと心の中に留まって、視界をすべてグレー…

とても鋭利な敵

言葉に傷つけられる。あの子の何気ない一言に、人伝に聞いた恐らく自分へ向けられた言葉に、ひどく傷ついて頭から離れない。言葉はひどく鋭利だ。口から出る言葉はもっと危険だ。手で生み出される言葉の方がずっと信用できる。傷ついた経験があるからこそ、…

ずっとにぎっていたいもの

0226 信じられないくらい幸福だ。車の中で大好きな音楽を最大音量でかけて、ぽろぽろと泣いた。胸がいっぱいで、煌めいた時間を噛み締めて、ずっとずっとにぎっていたい。ここにくるまでに本当にたくさんのことがあった。でもそれが、それらの出来事たちがこ…

暗い雨のなかで

雨の音が聞こえる。無音よりずっと落ち着く。しとしとと雨が降る日に、水に触れることが好きだ。長く湯船に浸かっていたいと思うし、今日はプールに行って泳いだ。 やっと、泳げるようになった、と思う。苦しかった日々から抜け出して、息継ぎをしながら。た…

揺れる

泳いでいる時間は解放的だ。考えることも放棄して、ただ底に映る水の光の揺らめきをみていた。 今の私はプールの底でじっと体育座りをしているような気分。うまく、大きく、息が吸えない。 どうしてこんなに気持ちが沈んでいくのかわからない。 誰も私を傷つ…

サマーカクテル

旅先で新しい香水を買った。 煌びやかで華やかな夏の夜のひとときをイメージした香り の文字に、頭のなかにはキラキラ輝いた夜のプールが浮かんで、少し派手な気もしたけど、そんな気持ちが生れる前に手が伸びていて、一目惚れだった。 夏をこんなに綺麗な情…

抜け殻だ。 やるべきことが終わった。 この上なく開放的な気持ちのはずなのに、なぜか、赦されない気がしている。 住み慣れたアパートの静寂のなかで、もうずっと、どしりと重い体を支えながらぼうっとしている。時計の秒針を刻む音だけが、寂しくわたしの耳…

真っ暗がり

暗闇はすべてをただ黙って受け入れてくれる。 何にも見えないふりをして、大きな手を広げてそっと包み込んでくれている気がする。 人の心にずかずかと土足で入ってくるその足音とか、訂正が許されると信じて発せられる、するどい言葉たちの方がずっと、怖い…

ありのままの

わたしは白が好き。 何にでもなれる、希望に溢れた色。 イメージカラーがピンクって言われることも、女の子らしくいることの大変さも煩わしさもたのしさも、もう充分、慣れたつもりでいた。 なのにどうして、自然とピンクを避けるようになったのは、いつから…