真っ暗闇の中で生きていかなくてはならないの

幸せは壊れるの。

もう私はこの先幸せを感じることはない。

私が幸せを掴んでいる時、確かに心が抉られるような、辛くて苦しくて涙でまえが見えないような、全てがどうでもいいような、そんな思いをしてる人が確かにいて、私がそんな思いをしているとき、キラキラ輝く毎日を送る人がいるんだよ

そんな世界が耐えられなくて、どうしようもなく不条理に思えてしまう

誰かに助けてと言ったら、心のダムが決壊してしまう

それでも、私は生きていかなくてはいけない

臆病で、少しの力になることもできない

前を向くこととか足を止めることとか、思考することとか表現することとか、全てから目を背けよう。逃げよう。今はただ。

選択

評価されること。SNSに何かを投稿する時、いつもひどく焦った気持ちになる。手と足がつんと冷たくなって、あたたかい安心する何かに包まれなければ、私がどんどん消えていくような、そんな気持ちになる。そうだ、評価されることが怖いんだ、と気づいた。あるいはもう気づいていたけど、向き合う勇気が出た、の方が正しいのかもしれない。

みんなはどのくらい自分を周りに曝け出しているのだろう。羨ましく思えるあの子も、大変だと嘆くあの子も、私が見えているのはほんの一部分でしょう?何を発信して何を抱えて生きていくのか、選択が難しい時だってある。

SNSについて言及するのはこわい。それについて話すのにはあまりに知らないことが多すぎるし、綺麗事ばかりが溢れてしまいそうだから。ただ、評価されることに、慣れる必要があるのかもしれない。発信する怖さから解放されるために。

怖いならやめてしまおう、と思ったりもする。SNSをやめることで解決するならそれでいい。けど、きっと発信することはずっと付き纏うから、自分の大事な部分を守るために解放されなければならない。怖さから逃げるために、今日も発信する。

ずっと逃げていたい

自己愛が強い。自分がかわいい。今まで直視しないでいた、できなかった、私の心の中でずっと牙を向けている言葉たち。たった一人の人間が口にした言葉たち。どうしてこんなにも深いところにあるのだろう。とても強くて敵わない気がして、怖い。

私は人と話すのが苦手だ。言った後に必ず後悔する。冷静に考えてから言葉を生み出したいのに、それは許されない。テンポよく、沈黙があまり生まれないように、自分の内側の奥深くを曝け出さなければいけない。私の口から出た言葉が刃となって誰かに深い傷を負わせてしまうかもしれない。それでもつまらない人間と思われるのは嫌で、誰に頼まれるでもなく、自発的に人と会話をする。自分が興味のない話の中にいる時、わたしはどんな顔をしているのだろう。自分が話題の中心にいたいと、心のどこかで思ってしまっているのだろうか。わからなくて怖い。

これが自己愛?相手のことを想うふりをして、自分が傷つきたくないから、人と話すことを避けているの?わたしは自分が1番可愛くて、傷つくのが怖くて、そういう人間なの?自分ですら自分がわからない。そうでないことを願いながらも、自己愛という言葉が呪いのように私の心から離れてくれない。でも、知ろうとしなくてはいけない気がする。今。前に進むために必要な階段が突然目の前に現れた感じ。その階段を登るための術をわたしはもう知っているはず。

救い

いつの間にか、つい、人との繋がりのあたたかさを忘れてしまう時がある。顔色を窺って、その空気に緊張して、ひとりでに疲れてしまう。私は全く登場しない気まずさの中でも、勝手に相手に期待をして、がっかりして、そして嫌になってしまうんだ。私の大切な人が楽しんでいるかが気になってしょうがない。そんなの考えたって、私には力がないから、心の中で思うだけ。もしくはどうしてそんな態度なの?と、相手のこれまた大切な人に対して疑問を唱えるだけ。

それでもこうして文字にしてみると、自分が何を思ってこのもやもやを生み出したのかが透明になる気がして、救われる。

あの頃の私に教えてあげたい。こうして気持ちを文字に表すこと。それだけで救われたのに。

どんどん湧き出てくるこの感情たちを、全て書き留めることは難しいけれど、考えることをやめないでいたい。

灰色の視界

もしかしたら、赦せないのかもしれない。私はそんな立場にはいない。それなのにいきすぎた正義感が、いらない正しさを求めているのかもしれない。わからない、この気持ちが何を意味するのか。それでもずっともやもやと心の中に留まって、視界をすべてグレーに染める。幸福はいとも簡単に崩れていく。目の前で音を立てて。あの日流した涙が、意味を変えて、同じように私の頬を伝っていく。このどうしようもない気持ちをどう手放していいかもわからないから、慌ててこうして文字に残した。自分が何を求めているのかもわからない。口に出して伝えることで何かが変わるのなら、今すぐ誰かに話したい。誰に?話すべき相手もわからなくなった。言葉は消えないことが何よりも恐ろしくて、口から大切なことを話すことがとても怖い。誰かに大切な話をすることは、その秘密をなすりつけることになるでしょう?

とても鋭利な敵

言葉に傷つけられる。あの子の何気ない一言に、人伝に聞いた恐らく自分へ向けられた言葉に、ひどく傷ついて頭から離れない。言葉はひどく鋭利だ。口から出る言葉はもっと危険だ。手で生み出される言葉の方がずっと信用できる。傷ついた経験があるからこそ、人を傷つけたくないと願うのに、つい口から出てしまう。その言葉は文字に表しても恥ずかしくないものなの?後悔しない?そうやって確認作業をしながら会話なんてできっこないし、もう話すのをやめてしまいたい。誰かを傷つけるくらいならもうずっと、話すのをやめてしまいたい。沈黙に耐えきれずに、当たり障りのない言葉を選んで、自分を卑下して笑いを誘って、そんな会話にもう疲れてしまった。強く、真っ直ぐと生きていきたいのに、うまくいかない。